皆さんは自分の声を知っていますか?アナウンサーや司会など、声を使った仕事を生業としている人は別として認識は薄いと思います。でも、DVDや留守電メッセージに録音されていたご自身の声を聞いて「あれっ?」と思ったことはあると思います。

何故、そのようなことがあるのでしょうか?

音の伝わり方には2種類あります。
空気伝導空気の振動)で伝わる気導音

②骨伝導(骨の振動)で伝わる骨導音

試しに自分の耳を両手でふさいで、声を出してみてください。聞こえますか?聞こえますね。耳をふさいでいるので気導音は遮断されています。でも骨導音により自分の声がある程度は聞こえてくるのです。しかし聞こえてくる自分の声が、いつもの声と違っていませんか?これは、骨導音だけを聞き、気導音が遮られているからです。例えば、録音をした自分の声を聴くとふだん自分が聞いている自分の声との違いに違和感を覚えると思います。それは録音されたあなたの声は、空気伝導による声が録音され、その録音された声を空気伝導によって聞いているからです。しかし普段自分が聞いている声は、空気伝導による声と頭蓋骨を伝っている骨伝導による声とが混ざっているからです。
つまり、いつも聞いている自分の声は、気導音と骨導音がミックスされているので他人が聞いている声とは若干異なるのです。