冷えを侮ってはいけません。昔から「冷えは万病のもと」と言われていますが、それだけでなく「冷えは美容の大敵」でもあります。

冷え性のタイプは大きく4つに分けられます。

1.末端型冷え性

原因:貧血・低血圧・運動不足

表面皮膚温度が低下し、手足に強い冷えを感じるタイプです。体は寒さから身を守るために、末梢血管を収縮させて体温の放散を防止しますが、末端型冷え性の人は交感神経が過敏で、過剰に収縮します。そのため、皮膚に栄養を届ける血流のはたらきが悪くなり、皮膚本来のターンオーバーが遅れくすみやクマの原因となります。爪や髪の毛も皮膚同様にダメージが出やすくなります。

2.内臓型冷え性

原因:自律神経失調・冷たい飲料の摂取・不規則な生活

内臓の温度が低下しているタイプで、自覚のない場合が多いです。特に女性は卵巣や子宮などの臓器をもつため、下腹部のうっ血を起こしやすく、男性よりも内臓が冷えやすいともいわれています。内臓温度の低下で基礎代謝が悪くなり、痩せにくくなるだけでなく全身の血流が悪くなりそれによるターンオーバーの遅れやメラニン排出の遅れ、シミやニキビ跡の色素沈着にも影響している可能性があります。さらに、消化機能や肝機能の低下から、皮膚の再生やハリの維持に重要なコラーゲンやエラスチンも合成されにくくなります。

3.血管拡張型冷え性

原因・自律神経失調・エアコン依存・静電気

屋内外で起こる体感温度差によって自律神経の働きが乱れ、末梢血管の収縮がうまく機能しないタイプです。エアコンが生み出した新タイプの冷え性ともいわれています。拡張した毛細血管が開きっぱなしの状態になることで過敏に冷えを感じます。血管が拡張して破れやすくなっているため、内出血を起こしやすく、青アザができやすいのも特徴です。皮膚も過敏で、少々の刺激でも赤くなったり、ミミズ腫れになったりします。寒い時期になると、外気に直接触れる顔は局所的な末梢血管拡張を引き起こし、赤ら顔になりやすい傾向があります。

4.セルライト型冷え性

原因:水分の摂りすぎ・運動不足・肥満

セルライトによる血液やリンパの滞りが、冷えを引き起こすタイプです。セルライトのできやすい太もも、ふくらはぎ、お尻などに触ると冷たさを感じます。水分の 摂り過ぎや筋力の衰えによって体内の老廃物の排出が低下し、細胞間質に溜ります。その中のタンパク繊維が脂肪細胞の周りに沈着することで セルライトができるのです。そしてそれが、むくみやたるみ、オレンジピールスキンなどを引き起こします。放っておくと皮下脂肪はどんどん肥大化し、下半身が太りやすくサイズダウンしにくくなっていきます。

「冷え」は、 放っておくと自律神経のバランスを乱して、様々な不調を引き起こします。それだけでなく美容面でも好ましくありません。

温めることは、美と健康への近道!です。